「勝手に料理教室」⑧ムナムル

「先生おすそ分けです!」と

真っ白で大きな大根を生徒さんに頂きました。

「とっても美味しい大根を毎年たくさん頂くんですが、何か良いレシピありますか?」

おまかせください!とお教えした

무나물の作り方です。

は「大根 」나물は「あえもの」という意味になります。

40年くらい愛用している料理本「家庭で作る朝鮮料理」
申小南・曹甲連より

高校生の頃から熟読している料理の本に解説が。

「ナムルとはあえものの総称です。野菜を火を通して使う熟菜(スッチェ)生のまま使う生菜(センチェ)があります。

…材料の性質によって、ゆでてあえる場合と、炒めながら味をつける場合がありますが、いずれもごま油とごまをたっぷり使うのが特徴。

好みでにんにくで風味付けをしたり、唐辛子で辛味をきかせたりします」

仕上がりはこんな感じですよ。

〈材料〉

大根   500g

ごま油  大さじ 2

塩    小さじ 1

すりごま 大さじ 1

※水分が少ない大根を使う時はだし汁または水 

大さじ2くらい入れます。

3,4分すると大根から水分が出てきます。

〈作り方〉

①大根を5mmくらいの千切りにする。

②鍋に切った大根を入れごま油を回しかける。

③塩も入れる。

④鍋のふたをして火にかける。

最初は強火で鍋があったまったら弱火にしますが

ずっととろ火はダメです。ちゃんと火が通ってる「音」がしているくらいの弱火で10分くらい蒸し煮にします。

途中菜箸で何度かまぜて味や火の通り具合をチェック。

⑤しんなりして味も決まってたら器に盛りつけすりごまをかける。

炒めたり、しょうゆ味だったり、にんにくを入れたり、しょうが味だったり、これも家庭によってさまざまな作り方があります。好みの味をアレンジしてみてください。

ポイントは塩味は冷めるときつく感じるので

温かい時に塩分をどんどん足さない事✨

満足の味💕これでまた1週間がんばれる!

頂いた大根は休日に무나물に仕上げ、

まだまだ「食べ盛り」の自分のために

ゴージャスピビンバにしてみました!!

ほうれん草のナムルはしょうゆとごま油。

にんじんのナムルはごま油で炒めてダイショー塩コショー。

もやしのナムルはゆでて、しょうゆ、砂糖、酢、唐辛子、にんにくで甘酸っぱ辛くパンチを効かせて。

トッピングは焼き肉のたれで下味した「ロピア」のステーキ肉💕

コチュジャンも添えてモリモリ食べました!!

後日レシピの確認のために作ったナムルは

この写真を撮った後また鍋に戻り、

釜山の市場で買って来た들깨가루(えごまの粉)をたっぷりと混ぜてみました。

「え!!ここは韓国のシッタン(食堂)ですか~⁈」

味がガラッと変わりました。

香ばしくてクリーミーに!!

들깨가루 (トゥルケカル)は通販もありますが、味と香りが全然違うので韓国の市場に行く機会があったら是非是非買ってみてください。

健康効果も凄いことになってますので

関心ある方はググってみてください~!!

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