グリーン韓国語学院での短期留学ブログ
最終回の第4弾!!
プライベートレッスンを受けられた
野坂さんについて報告します。

HANA韓国語教室のレジェンド生徒さん!85歳の挑戦!
今回の短期留学参加者の中で最高齢だった野坂さん。
85歳とは思えない行動力と好奇心で、韓国での学びと交流を楽しまれました。

実は野坂さんには、韓国との長いご縁があります。
かつて校長先生として務めていた門司の豊国高校は100年以上の歴史を持つ学校で、
当時の朝鮮や台湾から多くの学生が学びに来ていました。
卒業後、母国で活躍するようになった元留学生たちと、
母校との交流はその後も続き、
野坂さんご自身も何度も韓国を訪れていかれたそうです。

そんな長年のご縁があったからこそ、
昨年HANA韓国語教室に日本語を学びに来ていらしてた
イ・キソンさん、パク・キソクさんとの出会いも特別なものになりました。
日本語講師の資格を持つモトミシが学習をサポートし、HANAの生徒の皆さんもボランティアで日本語会話のお手伝いをしました。

野坂さんはイ・キソンさんたちを心からもてなしたい思いで食事に招待されました。
「次は韓国で会いましょう」
その約束を果たすためにも、
今回の短期留学に参加されました。

留学初日のグリーン韓国語学院
雨の中、パジュからタクシーで来てくださったイ・キソンさんとキム・キョンナンさんご夫妻。
たくさんの韓国のりとお菓子を持って、会いにきてくださいました。
数えてみると今回の参加者14名のうち、
なんと!10名が昨年イ・キソンさんたちの日本語学習をお手伝いした生徒さんです。

ご夫妻は、HANAのメンバーにもう一度会いたいという思いで来てくださいました。
もちろん、初めてお会いする生徒さんにもお土産を配ってくださり、再会と出会いの喜びで、
6Fフロアが一気ににぎやかに。

それにしてもこのお菓子
「めっちゃ美味しかった!!」と生徒さんたちに大好評!
「농심」 누룽지POP
どこで買えるんだろう~さがさなきゃ!

今回野坂さんはプライベートレッスンを受けられました。
担任の先生はイ・ヨンヒ先生。
日本語が堪能で笑顔がとってもチャーミングな先生です。
日韓の文化の違いなど、世間話にも花が咲き、
毎日3時間の授業はあっという間に楽しく過ぎたそう。

授業前日、ソウルに到着後ホテル近くの街を散策しました。
ソスンラギル(서순라길)は、
朝鮮王朝時代に城壁を警備する兵士たちが巡回していた、
「西巡邏道」に由来する名前だそう。
歴史ある石垣の風景を残しながら、
今ではおしゃれなカフェやレストランが並ぶ人気スポットとして多くの若者でにぎわっていました。

滞在中、野坂さんが召し上がった韓国料理の数々!!
驚いたのは好き嫌いが一切なくて、何でもおいしく
たくさん召し上がることでした!!

韓牛、プルコギ、うなぎ、カンジャンケジャン、えごまのまぜ麵、エゴマチヂミ、トトリムッ、アワビのお粥、平壌冷麺、

チャジャンミョン、マンドゥ、トゥエンジャンチゲ、チキン、キムパプ、スンデ…写真が足りません💦

野坂さんが決めた
優勝は パジュで食べたうなぎ
第2位は アワビ粥
第3位は チャジャンミョン
第4位が えごままぜ麺
デザート部分の優勝は
「こんなにおいしい餅は初めて食べたよ!」と
시루떡を美味しく召し上がりました。
ヨモギ味の米粉がベース、ナッツがたくさんの蒸し餅です。

夕食のお供には美味しい本場のマッコリも!
伝統茶のお店で飲んだ대추차(なつめ茶)も美味しかった!
ミエコシと북어국を食べた後のスイカジュースも美味!
美味しい、美味しいの連続!
バター餅とカヌレ、シナモン揚げパン🥐
流行りものも全部食べてみました~

そして野坂さんは毎日疲れ知らず。何を見ても楽しそうにされていました。
ミュージカル「パルレ」は上映時間165分!
休憩時間を入れると約3時間です。少し心配でしたが、
笑うところでは面白そうに笑い、役者さんが観客に両手をあげて音楽に乗るようにうながすと、誰よりも素早く手をあげてゆらゆらと音楽に乗る姿にびっくり!
けっこう歩くこともあったのですが、ふと見ると杖は手に持って歩かれていました。
え~?杖はつかないんですか~⁈ K⁻POPの応援スティック⁈
(アミボムじゃん~!!)とアーミーの私はひとり心の中でツッコんでしまいました(笑)
毎日「お疲れではないですか?」と聞くと
「大丈夫、大丈夫全然疲れてないよ!」と大きな声で答えてくださるのですが、チラッと顔色もチェック!
(あ、本当に疲れてなさそう)と毎日安心していました(笑)

もう一つの旅の目的、坡州(パジュ)へ!
日本語会話をお手伝いしたミツコシとユキコシも誘って、
5人でパジュへ向かいました。大型タクシーでちょうど1時間の距離でした。
私たちは到着後すぐに、対岸に北朝鮮を望むことができる
오두산(烏頭山)統一展望台へ案内していただきました。

川を挟んでわずか2キロほど先が北朝鮮。
晴れていたので北朝鮮の住民が歩いている姿も見えました。

姜相圭教授と話がはずむ野坂さん。

野坂さん:仲良く平和に暮らせますように。
ユキコシ:板門店に行ってみたい!
ミツコシ:KTXでパリに行きたい。

ほんとうにKTXでパリに行ける日が来るといいなぁ~

そして夕食には、坡州の名物であるイムジン江のうなぎをご馳走になりました。
炭火で香ばしく焼き上げられた肉厚なうなぎは本当に絶品。
千切りショウガや、甘いタレ、辛いタレ、古漬けキムチなどと野菜に包んで食べるのですが、塩だけで食べても格別な味でした。
みんなでテーブルを囲んだ賑やかな時間は、忘れられない最高の思い出になりました。

写真の真ん中にいらっしゃるのは、私がかねてより尊敬してやまない韓国放送通信大学日本学科のカン・サンギュ教授です。そして右にいらっしゃるのは、今回初めてお会いしたイ・ギョンス教授。
お馴染みの『知れば違って見える日本文化』は、このお二人の教授が中心となって執筆された本です。
そして左にいらっしゃるのが、ハン・ウィジョンさんです。同大学院の卒業生でご本人曰く「日本の漫画オタク」だそうなのですが、その実力は折り紙付きで、日本語能力試験(JLPT)の「N1」を満点で合格されたという驚きの経歴の持ち主です。素晴らしい先生方とご一緒できて光栄でした。

美味しい夕食の後は、なんとイ・キソンさんのご自宅へ。
そこで待っていたのは、思いがけないサプライズでした。
イ・ギョンス教授は、バリスタの世界大会で優勝経験を持ち、現在は審査員も務められているコーヒーのスペシャリスト。
目の前で貴重なコーヒーパフォーマンスを披露してくださり、格別の一杯をご馳走になりました。
さらに、カン・サンギュ教授からは新刊『知れば違って見える日本文化6』をプレゼントしていただき、
ユキコシもミツコシもサインしてもらって大感激。

次の日はブランチに平壌冷麺もごちそうになりました。
私は今回初めて、韓国語でブランチを意味する
「아점(アジョム)」という言葉を知りました。
아침(朝ごはん)と 점심(昼ごはん)の頭文字を取った略語です。
キョンナンさんが「아점으로, 아점으로(ブランチに、ブランチに、)」とおっしゃっている時、
私はてっきり平壌冷麺のお店の名前だと思っていました💦
日本語も韓国語も、略語はちょっと苦手です(-_-;)

아점の前、ホテルのロビーで5人が集まってご夫妻が迎えに来てくださるのを待ってました。
すると誰からともなく
「先生、お世話になりすぎです。このご恩をどうやってお返しすればいいんですか?」
誰もが同じ気持ちでした。
「これからもずっと韓国語の勉強はもちろん韓国の歴史や文化も楽しく勉強し続けることが今回のおもてなしに応えることになるではないでしょうか」
うんうんと大きくうなずきながら
みんなで冷麺を美味しく食べました。


今年も楽しすぎた短期留学。
この場を借りてグリーン韓国語学院の金仁子学院長をはじめ、シロさんことキム・ドハン次長、
授業を担当してくださった先生方やスタッフの皆さんへ
心よりお礼申し上げます。
私たちのワガママなオーダーメイドプログラムに、
いつも快く対応してくださり、本当にありがとうございます。

そして最後にもう一度お礼を申し上げたいのは、
イ・キソンさん、キム・キョンナンさんご夫妻です。
「あなたはただ韓国語を教えていると思ってはいけません。日韓を結ぶ外交官だと思って仕事をしなさい」
といつも言ってくださり、私には身の置き所がないようなもったいないお言葉ですが、これからも頑張ります。
イムジン江のうなぎと平壌冷麺の味も忘れられません。
本当にありがとうございました。
そして野坂さん。心より尊敬します!!
来年も短期留学ご一緒しましょうね(^^)/
カン・サンギュ教授、イ・ギョンス教授をはじめイ・キソンさんキム・キョンナンさんご夫妻とのご縁については2024年3月21日に掲載した本の紹介「知れば違って見える日本文化」でご紹介しています。

