今回も助詞のお話です。
〈場所〉에(に)
〈場所〉에서(で)
どちらも場所を表す名詞につく助詞です。
見た目『에』が共通するせいか、
助詞のエラー第一位と言われていますが、
使い分けは意外とシンプルです。

〈場所〉에(に)目的地・存在の場所
집에 가요 (家に行きます)
집에 와요 (家に来ます)
집에 있어요 (家にいます/あります)
집에 없어요 (家にいません/ありません)

〈場所〉에서(で)行動
집에서 TV를 봐요(家でテレビを見ます)
집에서 콘서트를 봐요(家でコンサートを観ます)
집에서 응원해요(家で応援します)

では日本語の助詞『に』について、もう少し深く考えてみましょう。
①目的地 ②存在する場所
については前で確認しました。
他には
③時間
3時に会います
④割合の分母
三日に一度
⑤変化
信号が赤に変わりました
⑥決定
私はコーヒーにします
⑦受け手
友達に本をあげました
⑧出どころ
先生に本をもらいました
など『に』は実にいろいろな働きをします。

では例文を韓国語に訳してみましょう。
3時に会います→3시에 만나요
三日に一度→3일에 한 번
信号が赤に変わりました→신호등이 빨간색으로 바뀌었어요
私はコーヒーにします→저는 커피로 할게요
友達に本をあげました→친구에게/한테 책을 줬어요
先生に本をもらいました→선생님에게서 /한테서 책을 받았어요
『に』=『에』ではないのがよくわかりますね。

韓国語の助詞『에서』は
〈場所〉以外に
〈起点〉〈場面〉にも使います。
家から学校までバスで行きます→집에서 학교까지 버스로 가요
次の試合で必ず勝ちたいです→다음 시합에서 꼭 이기고 싶어요
助詞を使うときは「文章の中でどんな役割をしているのか」を見ることが大切です。
韓国語も日本語もひとつの助詞がさまざまな働きをします。
「日本語では『に』だけど韓国語では何を使う?」
そんな視点で考えてみると、助詞の使い分けが楽しくなると思いますよ!

