まぜるだけシリーズの最後は「쌈장」です。
쌈は「包む」という意味です。ごはんや肉をいろんな葉野菜で包んだり、
スティック野菜につけて食べたりします。
しょうゆは「간장」味噌は「된장」ですが
장(醤)は漢字語で辞書を引くと~しょうゆと味噌の総称とあります。
간장の「간」は
1.塩辛い調味料
2.塩加減、塩梅
「お口に合いますか?」を「간이 맞아요?(カニマジャヨ)」と言ったりします。
된장の「된」は
1.固めの
2.ひどい、きつい
しょうゆはさらさら液体なので간장,味噌は固いので된장なんですね。
ハングルの濃音「된소리」は「固い音」という意味です。
金属音のイメージで音程も高く出すときれいな濃音になりますよ。
辞書にはこんな言葉も
「된시집살이」(ひどく、つらい婚家の暮らし)
「된서방 」(気難しく横暴な夫)
…すみやかに「死語」になってほしいです(-_-;)
材料
味噌 大4
コチュジャン 大2
すりごま 大1
ごま油 大1
青ネギ 大1
ニンニク お好みで
作り方は同じくまぜるだけですが…
実は味噌とコチュジャン以外は
量を計ったことがありません💦
コツは
味噌2、コチュジャン1の比率を守っています。
何年か前に宮廷料理家の通訳をした時に
先生がおっしゃいました。
「味噌とコチュジャンを合わせるときはいつも2対1の比率を守りなさい」と。
その時は新鮮な魚介を使った「매운탕」を教わっていました。
イメージは「韓国のブイヤベース」です。
味噌とコチュジャンを2対1、あとは塩とニンニクだけの味付けでしたが驚きの美味しさ!!🐟
それ以来、味噌とコチュジャンのお出ましの時はこの比率を守っています。
全3回の「まぜるだけシリーズ」
ぜひぜひ作ってみてくださいね🍚